レタスをちぎる三つの理由

私が作る夕食には、生野菜を使ったサラダがよく登場します。

中でも特に重宝する生野菜がレタスです。

ポテトサラダの下に敷いたり、ツナやお豆腐を上に乗せたり、きゅうりやハムと一緒に和えたり。

私はレタスを手でちぎって使っています。

「レタスは包丁で切るよりも、ちぎった方がおいしい」と、どこかで聞いたことがあり、それ以来、いつもちぎっています。

でも、いったいなぜなのでしょう。

調べてみると、レタスをちぎるとおいしい三つの理由が分かりました。

【変色を防ぐから】

りんごを切ってそのままにしておくと、茶色く変色しますよね。

りんご程早くはありませんが、それと同じことがレタスにも起きるのです。

レタスにはポリフェノールが含まれていて、これが酸化すると変色します。

レタスを包丁で切ることで、壊れた細胞からポリフェノールが流れだし、酸化が始まります。

手でレタスをちぎると細胞や繊維が破壊されにくいので、変色もしにくいというわけです。

【野菜のおいしさを感じられるから】

レタスは繊維が残っている方が、食べた時のシャキシャキとした食感を感じやすくなります。

これが、野菜のおいしさを引き出すポイントなのです。

どうせ生で食べるなら、シャキッとした食感を楽しむ方がおいしいですよね。

【調味料がからみやすいから】

サラダの味を決めるのは、野菜本来のおいしさもさることながら、味付けだって重要ですよね。

ドレッシングをかけた時、手でちぎったレタスの方が味が絡むのです。

手でちぎったレタスは、切り口がギザギザになります。

包丁で切った時よりも、切り口の表面積が広くなるので、味が馴染みやすいのです。

こんにゃくを煮物に入れるとき、手でちぎるのと同じ原理ですね。

このように、レタスを手でちぎるとおいしい理由には、ちゃんとした根拠があったのです。

手でちぎるなんて見た目が悪いと思ってしまいますが、包丁で切るだけが料理ではないのです。

レタスをおいしいく食べるためには「ちぎる」です。

これも立派な技ですから、覚えておきましょう。